コインチェックの返金はあるのか? 出川組の思考
コインチェック社の存続と返金時期
昨日の0時頃山本一郎氏による記事がヤフーニュースに掲載されました。
記事内でノミ屋だとコインチェック社の批判をしておられますが、現状日本の販売所は大体このシステムで収益を得ていると思われます。
山本氏の言うことも一理あります。
しかし、現物0で取引していたというところは同意できかねます。
コインそのものはPolo内に所持していて買いが入ればそれを使ってカバーする。売りは自社で呑んでBTCとアルトを増やしていたっていう感じでしょうか。
わかりやすくいうとPoloniexの取次を行っていたんですね。スプレッドがそのまま販売所の利益になります。
同じように取引をおこなっていた販売所が金融庁の認可をとっているところを見ると上記の件は直接の業務停止等の処分を受けるとは考えにくいと感じます。
金融庁の懸念
といったところが今後、コインチェック社が存続できる争点になるのではないでしょうか。
気になる返金時期
金融庁から業務改善の報告書の期限は2/13であることからこれ以降になることは確実と思われます。さらに、NEMの運用をそのまま継続するというわけにもいきません。なんらかの対応策をした上で業務再開→返金の流れになるのではないでしょうか。
ということは二月中には無理そうですね…。
もし業務再開できなければ
MTGOXと同じ道を辿るかもしれません。
当初、MTGOXも返金に応じると説明していましたが、結局民事再生法の手続きをし、顧客の資産は4年経った今も返金されていません。
なくなったものとして思っていたほうが気が楽ですね…。
出川組 ジンロウがお届けしました。